いじめは学校だけではない

いじめは学校だけではない。社会にもある。当たり前のことです。

社会にも当然のごとくいじめがあるのだから、学校にもあるのはむしろ自然なことだという気はありません。

学校の中にも職場の中にも社会の中にもいじめは無いほうが良いです。

職場のいじめというと、上司が部下をいじめると思われがちだか、その割合は50%に過ぎない。残りの50%は、部下が上司をいじめるということです。(この割合は、分かりやすくするために同期によるいじめを除いています。)

ある女だらけの職場、その中に男性は雇用主一人・・・ここにいじめがある。

女性職員が一人の雇用主にセクハラをしたり、悪口を言ったり・・・しかし、女性社員は、集団で一人の人間をいじめているという認識を持っていない。

むしろ、自分達(集団)と考えの違う一人を攻撃しているのは正しいことだ。だって、私たち多数と考え方が違う一人は間違っている。つまり悪い人間だ。悪人だ。悪人に制裁を加えるのが正義であり、善人のやるべきことだ!と信じているのだから・・・

いじめている人には、いじめられている人をいじめるだけの十分な理由を持っています。

集団が正しいとか、悪人を攻撃するのは善人の役目だとする恐ろしい考えがはびこっている社会をあなたはどう思いますか?

私は、恐ろしいことだと思います。いじめのない社会のためには、他人と自分の違いを許容すること。認めること。

そして、他人を許すこと。自分と同じでないことを責めないこと。人を懲らしめることがその人のためだとか、社会のためだとか考えないこと。

他人は他人、自分は自分。違いを認めること。